
USCB
USCB Financial Holdings全国区の大手ではなく、マイアミという一都市圏と、その先の中南米に的を絞る。銀行自体は2002年10月の開業だが、持株会社の設立は2021年12月と新しい。
フロリダ南部の10店で預金を集め、地元の中小企業や商業用不動産に貸し出す利ざやが土台になる。加えてGlobal Bankingと呼ぶ部門が中南米・カリブ海の銀行へコルレス業務を提供し、そこから国際的な個人顧客も取り込む。
商業用不動産への融資比率が高く、その市況が崩れれば焦げ付きが増える。地盤が一都市圏に集中しているので、ハリケーンや中南米側の政変といった局地的な出来事が全体に響く。大手行やネット銀行との預金争いも調達コストを押し上げる。
2021年に優先株を整理して普通株へ一本化し、同年7月にIPOを済ませた。資本構成を単純にしたうえで、貸出審査の規律を保ちながら企業向け融資を積む形を取っている。
マイアミ都市圏の企業と人口の集積、そして安い預金をどれだけ集め続けられるか。コルレス業務は相手行の管理体制に寄りかかるため、審査と監視の手間が常にかかる。
この会社をどう読むか
USCB Financial Holdingsという持株会社の設立は2021年12月。傘下のU.S. Century Bankは2002年10月から営業している。2021年に優先株を整理して普通株に一本化し、同年7月にIPOを済ませて今の姿になった。
店舗は南フロリダに10、総資産は$2.8Bと規模は小さいが、中南米とマイアミを結ぶ位置取りが商売の性格を決めている。地元企業への融資に加えて中南米・カリブ海の銀行向けのコルレス業務を抱えるため、地域経済と相手国の情勢を両方見る必要がある。
バランスシート (要約)
資産 $2.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $217M(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$38M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 12.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $43M
- フリーCF
- $43M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $8M
- 配当性向
- 30.0%
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