配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
出版事業でありながら資産運用会社の収益持分も併せ持つ二重構造をとる。加えて支配株主が発行済み株式の9割超を握っており、上場会社としては異例に近い株主構成になっている。
株式や投資信託に独自の格付けをつけた調査を、購読料で売る。買い手は個人の投資家と図書館、運用会社で、主力は週刊誌Value Line Investment Surveyになる。あわせて、系列の資産運用会社EAMへの非議決権の収益持分から、配分も受け取る。購読料と運用会社からの配分という、二つの収入源を持つ出版社の形になっている。
無料の株式情報やネット証券の分析ツールとの競合で、紙と電子いずれの購読者も先細りやすい。指数に連動する投資が個人にまで広がるほど、個別銘柄を1社ずつ読み解く調査そのものの需要が細っていく構造的な圧力を抱える。系列の資産運用会社からの配分は、相場が悪ければ細る。
創業者の名を冠する非公開会社AB&Co.が9割超を握るため、経営の独立性より支配株主の意向が強く働く構造にある。老舗の購読基盤を背景に、配当は手厚く維持する方針が続く。
収入の太さを決めるのは購読者数の維持と、系列の資産運用会社の運用成績である。加えて、独自の格付けが投資家に信頼され続けるかどうかが土台になる。
資産 $152M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $108M(71%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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