まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
加工条件や較正の状態を記録した手順書を作り込み、別の装置や別の拠点でも同じ部品を再現できるようにしている。装置を売り切らず、顧客が量産にたどり着くところまで面倒を見る。
航空・防衛・エネルギーの作り手に、Sapphireと名付けた金属積層装置を売る。並行して、その装置で部品そのものを請け負う受託製造と、技術者による支援サービスからも収入を得ている。
装置は一台の値が張るぶん、主要な顧客への導入が一巡すると新規の売上が細りやすい。同じ金属積層の技術を持つ競合は増え、価格と性能の競争は厳しい。資金を増資で賄えば持ち分の希薄化も起きる。
海外の技術に頼らない国内完結の供給網であることを前面に打ち出し、防衛と航空の需要を取りにいく経営をしている。資金は装置の改良と受託製造の拡大に優先して振り向けている。
装置の導入がどれだけ進み、受託製造の発注がどれだけ積み上がるか。この二つが売上の中身を決める。研究開発と生産の拡大に費用がかさむ段階が続いており、走り切るだけの資金も要る。
資産 $105M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $38M(36%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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