まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
石油を精製せず、天然ガスや廃棄物を原料に、再生可能なガソリンを作る独自の技術に挑む点が最大の特徴。石油からガソリンを作る会社とは、原料が違う。廃棄物からガソリンを作ろうとする会社の立ち位置にいる。
ガソリンを作る技術の事業化が事業の柱。今はまだ大きく売る段階ではなく、天然ガスや、ごみ、植物の残りなどを原料に、車に使えるガソリンを作る独自の技術を持つ。この技術を使う施設を建て、できたガソリンを売ったり、技術を提携先に使わせたりして稼ぐことを目指す。石油を精製せずに、別の原料からガソリンを作れることをうたう。今は施設の建設と、提携先の確保に費用を投じ、事業化までに価値を積む構造になっている。
事業化前で収入が乏しく、施設の建設に巨額の資金が要る弱点を抱える。建設は遅れがちで、費用も膨らみやすい。石油から作る安いガソリンとの競争があり、採算に乗るかは未知数だ。資金を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。再生可能な燃料を促す政策の後押しが弱まれば、需要の前提が揺らぐ。車の動力が電気へ移る流れも、長い目では逆風になりうる。提携が滞れば、事業化が遠のく。
配当を出さず、施設の建設と提携に資金を投じる開発の経営。技術の磨き込みと、施設の建設、原料や売り先との提携を進める。再生可能なガソリンの事業化が、運営の中核になっている。
施設の建設と、提携、そしてガソリンの価格に依存する。ガソリンを作る施設を予定通りの費用で建てられるか、原料を出す事業者や売り先との提携を結べるか、できたガソリンが採算に乗る価格で売れるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $60M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $58M(96%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…