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Vista Gold長く同じ鉱床を抱えてきた会社が、規模を大きくする方向ではなく小さくする方向へ計画を書き換えた点は珍しい。品位の高い鉱石を先に取り、採掘や発電を外部に委ねて自前の設備投資を減らす設計にしている。
金の販売による収入はまだ立っていない。2025年7月の新しい採掘計画で処理量を日量15,000トンへ落とし、初期資金を$425Mと前の案から59%削った。この圧縮が、いまのところ唯一の成果物にあたる。
着工から生産までに約27か月かかり、その間の収入はゼロのまま増資が続く。$425Mは削った後の数字であり、金相場が下振れすれば採算の前提そのものが崩れる。
2026年の仕事は、認可の書き換えとオーストラリア側の開発チームづくりに絞られている。株主に返す原資はなく、公募増資で工事に向けた資金を積み増す局面にある。
話が前に進むかは、金相場が高値圏にとどまるかと、すでに下りている認可を新計画に合わせて書き換えられるかで決まる。建設費を出す相手を見つけられるかも同じ重さで効く。
この会社をどう読むか
Vista Goldには長く、金を持っているのに掘れない会社という評価がついて回った。2025年にその計画を小さく書き直したことで、値踏みの前提が変わり始めた。
処理量を日量15,000トンへ落とし、品位の高い鉱石から先に取る設計へ改めた結果、必要な初期資金は$425Mまで下がった。それでも生産までは約27か月の工事が要り、金相場と認可の書き換えの行方次第で前提はまだ動く。
バランスシート (要約)
資産 $16M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $15M(93%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$14M
- 他の流動資産$526K
- 固定資産$2M
- 流動負債$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −49.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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