VIA
Via Transportation路線バス、スクールバス、障害のある人の送迎といった、これまで別々の古いソフトで動いていた領域を一つの土台に載せている。個人向けの配車アプリとは客も競合も違う。
自治体や交通事業者と結ぶ契約が収入で、ソフトの利用料に加えて運行を助ける役務も引き受ける。決まった時刻表ではなく、その日の需要に合わせて経路を組み替える仕組みを提供する。
自治体の財政が締まれば、更新の時期にまとめて契約が消える。役所を相手にする商売は導入までが長く、一件あたりが大きいぶん失注の穴も深い。
契約する自治体を増やすことに資金を回す、成長を優先した段階。役所ごとに違う制度へ合わせ込める作りにしているぶん、開発の手間は重くなる。
顧客の財布が税金と補助金であるため、契約は自治体の予算編成の周期に沿って動く。いったん導入した仕組みを使い続けてもらえるかが、翌年の売上を決める。
この会社をどう読むか
宅配のピザは何分後に着くか分かるのに、子どもが乗るスクールバスがいまどこを走っているかは分からない。Via Transportationが商売にしているのは、この落差だ。
客は乗客ではなく、路線バスやスクールバス、通院の送迎を担う自治体と交通事業者にあたる。ばらばらの古いソフトで動いていた運行を一つの土台に載せ替え、その日の需要に合わせて経路を組み替えられるようにする。ただし顧客の財布は税金と補助金なので、財政が締まった年には契約更新の時期にまとめて商売が消える危うさがある。
バランスシート (要約)
資産 $733M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $628M(86%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約11年分
- 現金・現金同等物$371M
- 他の流動資産$99M
- 固定資産$264M
- 流動負債$94M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $434M
- 売上成長率
- 28.6%
- 粗利率
- 39.6%
- 営業利益率
- −17.6%
- 純利益率
- −22.2%
- ROE
- −15.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$31M
- フリーCF
- −$33M
- 営業CFマージン
- −7.1%
- 現金ランウェイ
- 約11年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
VIA の掲示板
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