VIOT
Viomi Technology部品を買い集めて組むのではなく、浄水器の設計と製造を自前の工場で抱え込む点が同規模の中国家電勢と違う。ただし作る力の強さと、売る場所を他社に借りる弱さが同居している。
浄水器本体と交換用フィルターを、設計から生産まで自社で手がけて売る。生産の拠点は広東省順徳の3万6千平方メートルの敷地に構えた工場だ。AI機能を積んだKunlunなど新製品もここから出す。
小米との提携条件が変われば販路が揺らぎ、外部の通販サイトとの関係が悪化すればオンライン収入が細る。Viomi の看板を掲げる実店舗も第三者の運営者に任せているため、店頭の接客品質を自社で直接は握れない。
自社工場の増強とAI搭載の新製品にお金を振り向ける一方、販路は他社に預けたままにしている。作る側だけを自前で固める、片側に寄った投資の仕方をする。
小米との協業が続くかどうか、JD.com、拼多多、天猫、Amazonといった外部通販サイトとの取引条件、そして中国国内の消費に依存する。
この会社をどう読むか
Viomi Technology を中国発のスマート家電メーカーと呼ぶと、半分しか当たらない。作る側は広東省順徳の自社工場を持つ本物だが、売る側は他人の土俵にほぼ全部乗っている。
商品が客に届く道は、小米(シャオミ)ブランドとの提携で築いた販売網か、JD.com、拼多多、天猫、Amazonといった外部の通販サイトである。看板を掲げた実店舗さえ第三者の運営者に任せている。工場の強さがそのまま業績にならず、提携先との条件しだいで数字が動く、という捻れを抱えた会社だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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