
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
権利を貸す側と借りる側を同時にやっているため、相手ごとにお金の向きが逆になる。感染症で積んだ実績を土台に据えつつ、次の柱は外から買い足して用意する組み立て方を取っている。
薬を売って稼ぐ段階にはまだ届いていない。自社の候補を他社に使わせる契約からは一時金が入り、2025年はNorgineとの契約で$64.3Mを受け取った。逆に外から導入した候補には前払金が出ていき、2024年のSanofiとの使用許諾では$103.7Mを払っている。
2025年の営業活動による現金の持ち出しは$391.8M。拠点の閉鎖や人員の削減で細らせてはいるが、止まってはいない。導入した候補が育たなければ、前払いした金も節目で払った金も戻ってこない。
セントルイスとポートランドの拠点を閉じ、人員と後回しにした研究を削って、出ていく現金を圧縮している最中。浮かせた分を、導入した候補の試験に振り向ける判断を続けている。
出ていく金の大半は、自社の裁量ではなく試験の進み具合で決まる。2025年はVIR-5525の第1相で最初の患者に投与した節目に$75M、後期の登録試験で最初の患者が登録された節目に$50.5Mの支払いが発生した。前へ進むほど現金が減る契約を抱えている。
資産 $1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $765M(76%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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