VIVS
VivoSim Labs精度を具体的な数字で示している点が目を引く。2025年5月の学会では、既知の肝毒性薬を見抜く感度が87.5%、無害な薬を誤判定しない特異度が100%だったとしている。
3Dで再現した肝臓や腸の組織モデルを使い、製薬会社が持ち込む候補薬に肝毒性や腸への刺激がないかを調べて料金を得る。2025年3月に治療薬候補FXR314の開発事業を$10Mで売却し、この検査一本に絞った。
検査サービスとしての実績はまだ乏しく、製薬会社が重要な判断に組み込むまでには時間がかかる。前身のOrganovo時代に進めた治療薬開発は承認まで届かず事業ごと手放しており、同じ壁に当たる余地は残る。
2025年4月に社名をVivoSim Labsへ改め、創薬パイプラインの維持ではなく組織モデルの外販へ軸を移した。薬を当てにいく賭けを降り、薬を試す道具を売る側へ回った判断になる。
製薬会社がこの検査を動物実験の代わりとして採用するかどうかに、収入が丸ごと乗る。2025年4月にFDAが動物実験の要件を見直す方針を示しており、この規制の流れが続くかも効く。
この会社をどう読むか
新薬の候補が臨床試験まで進んでも、承認まで届くのは一割に満たない。落ちる理由の一部は思わぬ肝毒性で、この会社はそこを試験管の中で先に見抜く検査を売っている。
前身はOrganovo Holdings、3Dプリンターで人の組織を印刷する技術で知られた会社だった。2025年3月に自前の治療薬候補FXR314を$10Mで手放し、薬を作る側から薬を試す側へ回った。
バランスシート (要約)
資産 $7M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$759K
- 流動負債$3M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $131K
- 売上成長率
- −9.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$11M
- フリーCF
- −$11M
- 営業CFマージン
- −8264.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
VIVS の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…