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Valley National Bancorp北東部の都市圏と、人口が伸びる南部フロリダの両方を地盤に持ち、地域に密着した融資を続けてきた点が特徴。商業用不動産融資に強みを持ち、地域の事業者との結びつきが深い。都市圏の安定と南部の成長を併せ持ち、地域密着のきめ細かい営業で顧客をつなぎとめる立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。米北東部のニュージャージーやニューヨーク、そして南部のフロリダを地盤に、中小企業向けの融資や商業用不動産向けの融資、住宅ローンを手がける。これに、決済や資産運用などの手数料収入が加わる。地域に根ざした融資から利ざやで稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増える。とくにオフィスなど商業用不動産向け融資の比率が高く、不動産市況の悪化は焦げ付きのリスクを高める。金利の急変は利ざやを圧迫し、地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすい。これらが収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、地域での融資基盤の強化と、商業用不動産融資のリスク管理、堅実な財務運営に力を入れる経営。北東部と南部の両地盤を生かして融資を伸ばしながら、比率の高い商業用不動産のリスクを管理し、金利変動に備えて利ざやを安定して稼ぐ方針が特徴になっている。
地盤とする地域の景気と、金利の水準、融資先の健全さ、とくに商業用不動産の動向に依存する。地域経済が成長して融資が伸びるか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして商業用不動産向け融資のリスクを管理できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $64.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.8B(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$1.6B
- 短期借入金$91M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $344M
- フリーCF
- $326M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $249M
- 配当性向
- 41.6%
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