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Viemed Healthcare機器だけを貸す会社は多いが、専門職員が家庭を訪問して指導と見守りまで続ける形は、入院に戻さないことで総費用を下げるという発想に立つ。人件費はかさむものの、全米で有資格者を採用し配置し続けられること自体が真似のしにくい壁になっている。
呼吸器や酸素濃縮器などの在宅医療機器を患者にレンタルし、公的・民間保険からの支払いで収益を得る。機器を届けるだけでなく、社内の呼吸療法士が患者の家を訪ねて使い方を教え、状態を継続して見守るところまでを一体で提供する。ここに睡眠時無呼吸の在宅検査、女性向けヘルスケア、外部の医療機関に人材を出す事業が加わる。
診療報酬の引き下げは収益に直接跳ね返る。呼吸療法士は有資格の専門職で採用が難しく、人件費の上昇が利益を押し下げやすい。機器の在庫と保守には先行して現金が出ていき、買収を重ねるほど統合の手間も増える。
買収による地域拡大と、呼吸療法士の採用・育成を並行して進める堅実な拡張路線を取る。人材派遣への展開は、自社に抱えた専門人材という資産を機器レンタル以外にも転用する動きと読める。
収益の土台は米国の公的医療保険の支払い方針にある。在宅ケアを後押しする流れが続くか、機器と訪問の両方の費用が認められ続けるかで、伸び方が変わる。買収による地域拡大を重ねているため、統合後の定着度も数字に効く。
この会社をどう読むか
Viemed Healthcareの従業員の3割近く、401人は呼吸療法士の資格を持つ。機器を届けて終わりではなく、その人たちが患者の自宅に上がり込むところから、この会社の収益が立ち上がる。
重い肺の病気を抱えた人が入院に戻らずに済めば、保険者の負担は下がり、レンタルの契約も続く。人件費の重さは一見して弱点だが、有資格者を全米で採用し配置し続けられること自体が、機器だけを貸す同業との差になっている。近年始めた外部医療機関への人材派遣は、その人材という資産をもう一度収益に変える動きだ。
バランスシート (要約)
資産 $199M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $142M(71%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$14M
- 他の流動資産$35M
- 固定資産$151M
- 流動負債$41M
- 長期借入金$11M
- 短期借入金$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $270M
- 売上成長率
- 20.5%
- 粗利率
- 57.5%
- 営業利益率
- 8.5%
- 純利益率
- 5.5%
- ROE
- 10.6%
- ROIC
- 11.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $52M
- フリーCF
- $12M
- 営業CFマージン
- 19.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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