VTIX
Virtuix Holdings同じ踏み台の技術を三度作り直してきた履歴そのものが、この会社の輪郭になっている。業務用の対戦施設、家庭に置ける小型機、そしていま開発中の軍の訓練用と、売る相手を変えながら生き延びてきた。
全米80か所に据え付けた業務用の対戦型施設は2025年に新規生産を止め、いまは家庭向けの新型の販売に軸足がある。本体の販売のほか、月$14のオンライン対戦サービスと、既存機の保守や交換部品からも収入が入る。
家庭向けの新型は発売から1年で1,800台の出荷にとどまり、量産はまだ始まったばかりだ。業務用機は生産を止めていて保守収入が細るうえ、軍向けの売上が立つのは早くても2027年度以降で、それまでは投資が先行する。
2026年1月にナスダックへ直接上場したばかりの若い会社で、家庭向け機の量産拡大と軍向けの実証を同時に進めている。
家庭向けの新型がどれだけ需要を取り込めるかが、まず試される。並行して、軍や防衛関連の実証が実際の契約に育つかどうか、そして量産に回せる手元資金の厚みも効いてくる。
この会社をどう読むか
Virtuix Holdingsが最初に売ったのは、2016年に出した業務用の全方向トレッドミル「Omni Pro」だった。2019年にはこれを4台組み合わせた対戦型施設「Omni Arena」を全米80か所に広げたが、2025年にその新規生産を止めている。
いまの中心は2024年に発売した家庭向けの「Omni One」で、出荷は最初の1,800台を数えたところだ。同時に、兵士が仮想空間を歩き回れる軍事訓練向けの新型も開発しており、こちらの売上が本格化するのは早くても2027年度以降になる。二つの市場を並べて育てている最中の会社と見るのが実態に近い。
バランスシート (要約)
資産 $15M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(21%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$9M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$3M
- 流動負債$9M
- 長期借入金$9M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4M
- 売上成長率
- 18.4%
- 粗利率
- 24.6%
- 営業利益率
- −242.7%
- 純利益率
- −395.0%
- ROE
- −551.1%
- ROIC
- −70.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$10M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −223.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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