VTSI
VirTra当たれば痛みを模した反応が返るThreat-Fireや、ガス圧で反動を再現する模擬銃を自社で持ち、撃ち返される緊張まで再現する。射撃の腕だけでなく、いつ撃たずに事態を収めるかという判断の訓練に軸足を置く。
複数の画面に実写の場面を映し、隊員がその場で発砲か声かけかを選ぶ装置を製造して売る。装置本体に加え、シナリオ映像と講習をまとめて定額で使えるSTEPという契約や保証サービスが、納入後も収入として残る。
少数の大口官公庁契約への依存が高く、1件の失注が業績に直結する。実弾を使う従来の射撃場や他社シミュレーターとの競合もあり、訓練効果への疑義が広がれば調達側の判断に影響しうる。
1993年にFerris Productionsとして始まり、2016年にネバダ州法人VirTraへ組み替えた経緯を持つ。買収で規模を広げるより、シナリオ映像と装置の自社開発、警察・軍への直接営業に人を割いてきた。
警察と軍の年度予算がいつ装置調達に回るかで、四半期ごとの数字は大きく振れる。1件の契約が大きいぶん、大型案件の受注が翌期にずれるだけで売上の見え方が変わる。
この会社をどう読むか
VirTraが売っているのは銃でも弾でもなく、撃つ前の一瞬を練習させるための映像装置だ。
複数のスクリーンに緊迫した場面を映し、隊員は発砲するか声をかけて収めるかをその場で選ぶ。外せば当たった感覚が返る仕掛けまで組み込み、射撃の腕と判断を同時に鍛える設計にしている。買い手が予算で動く警察と軍なので、需要そのものより調達の時期で四半期の数字が動く銘柄でもある。
バランスシート (要約)
資産 $65M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $46M(70%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$19M
- 他の流動資産$22M
- 固定資産$24M
- 流動負債$10M
- 長期借入金$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $186K
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 235.2%
- 純利益率
- 139.0%
- ROE
- 0.6%
- ROIC
- 0.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $5M
- フリーCF
- $3M
- 営業CFマージン
- 2467.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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