配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
インスリンの量を操作するのではなく、肝臓の酵素グルコキナーゼを活性化して血糖の下限を持ち上げるという、既存薬とは向きの違う作用機序を追う。中東での2型糖尿病試験は提携先のG42 Investmentsが全額を負担する。
承認された製品はまだ一つもない。唯一の主力候補は、肝臓に働きかけて血糖の下がりすぎを防ぐ経口薬Cadisegliatin(TTP399)。1型糖尿病を対象にした最終段階の試験CATT1の結果を待っている。
2024年7月には薬の吸収と代謝を調べる試験で説明のつかない信号が出て、FDAから開発の一時中断を命じられた。同じような想定外の壁が最終試験で現れれば、開発は振り出しに戻りかねない。
限られた資金をCadisegliatinの最終試験の完遂へ一点集中させ、他の候補には手を広げない。増資で得た現金を治験データが出るまで持たせる資金繰りが、経営判断の中心にある。
150人規模の最終試験で重い低血糖の頻度を有意に減らせるか、そのデータをFDAがどう評価するかに会社の価値が直結する。2025年9月の増資で入った$80Mが、結果が出るまでの活動を支える資金になる。
資産 $90M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $64M(72%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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