まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
完成品を組み立てるだけの会社と違い、導波路と表示エンジンという光学の中核まで自社で作り、他社の機器にも売る。28年ぶんの導波路の特許と製造の勘所が、この垂直統合を支えている。
工場や医療、防衛といった両手がふさがる現場向けに、視界へ文字や映像を重ねるスマートグラスを作って売る。あわせて、レンズの中で映像を導く極薄の光学部品「導波路」と表示エンジンを、他社ブランドの機器に組み込む部品としても供給する。導波路の製造設備を自社内に持つことが、この二本立てを可能にしている。
スマートグラスという市場そのものがまだ立ち上がりきっておらず、出荷台数が読みにくい。大手電機が本気で参入すれば、資本と量産力の差で押し込まれる。研究開発費がかさんで赤字が続き、増資による希薄化も止まっていない。
研究開発への投資を先に出し、機器と部品の両方から回収を狙う段階にある。自社ブランドの製品を磨くのと並行して、技術そのものを部品として売る道を広げている。
工場や医療現場でのスマートグラスの採用がどこまで広がるかと、他社からの部品の引き合いが積み上がるかが鍵になる。開発費が先に出ていく段階が続くため、手元資金の厚みも同じくらい効く。
資産 $40M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $25M(62%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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