VVOS
Vivos Therapeutics空気を送り込む機械ではなく、あごの形に働きかけて気道そのものを広げる装具で治療を試みる。届け先も睡眠外来ではなく歯科医院という、業界の常識とは違う経路を選んでいる。
提携した歯科医を「VIP」として契約させ、研修と引き換えに受け取る契約料と、そこから始まる装具そのものの販売が主な収入になる。噛み合わせを整える筋機能療法など、周辺の役務の売上もこれに重なる。
CPAPとの効果を比べるスタンフォード大学との臨床試験は、患者の登録が思うように進まず2024年に中断し、2025年になっても再開のめどが立っていない。研修を受けた歯科医の多くが治療の立ち上げに時間をかけており、資金は増資に頼る厳しい資金繰りが続く。
2023年に買収したAFD由来の製品群で品ぞろえを広げ、中東での独占販売契約も結んだが、規制の承認待ちでまだ収益には結びついていない。歯科医のネットワークを広げることに経営の時間の大半を使っている。
売上の入口は、研修を終えた歯科医が実際に何件の治療を始めるかにある。CPAPに代わる選択肢だと医師と患者を納得させる臨床データが積み上がらないかぎり、その件数は伸びにくい。
この会社をどう読むか
Vivos Therapeuticsが製品を届ける相手は、睡眠外来の医師ではなく街の歯科医だ。研修を受けた歯科医を「VIP」として囲い込み、そこから装具の注文が生まれるという順序で商売が成り立っている。
CPAPと効果を比べるスタンフォード大学との臨床試験は、患者の登録が伸びず2024年に中断されたまま2025年も再開していない。歯科医を研修して装具を売ってもらう仕組み自体は動いているが、治療を始める件数はまだ少なく、資金繰りは増資に頼る厳しい資金繰りが続く。
バランスシート (要約)
資産 $25M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$21M
- 流動負債$18M
- 長期借入金$469K
- 短期借入金$8M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $17M
- 売上成長率
- 16.0%
- 粗利率
- 60.4%
- 営業利益率
- −114.1%
- 純利益率
- −121.4%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$15M
- フリーCF
- −$18M
- 営業CFマージン
- −87.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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