まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
候補薬を自分で作りながら、届け方の技術そのものを大手に貸して稼ぐ二枚看板を持つ。試験結果を待つあいだも技術の側から収入が入る点が、ふつうの臨床段階バイオ企業と違う。
遺伝子治療の運び手を狙った細胞に向かわせるTRACER技術と、血液脳関門を越えさせるNeuroShuttle技術を持つ。NeurocrineやNovartisとの提携、Alexionへの導出から入る契約金と達成金が、研究開発費を支えている。
脳を狙う治療は、運び手に免疫が反応したり、狙った場所へ届かなかったりする危険が他の部位より大きい。試験でつまずけば、提携先からの入金と自社の評価が同時に細る。
自社開発と複数の提携を並走させ、相手先から入る資金で研究開発費の一部を賄う。Transition Bio社とは神経難病向けの低分子薬でも組み、外部の力を借りながら手を広げすぎない。
早期アルツハイマー病を狙うVY7523の第1相データが2026年後半に出る予定で、当面の価値はここに集まる。もう1本のVY1706の治験申請と、大手3社との関係の継続も見どころになる。
資産 $252M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $196M(78%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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