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WF Holding鋼やコンクリートの槽が当たり前だった薬品や排水の現場に、腐食に強く軽いガラス繊維の槽を持ち込む。ISO 9001の認証を取り、ASME RTP-1のような国際規格に合わせて作れることが輸出の裏付けになっている。
化学プラントや上下水道、発電所向けに、繊維を巻いて成形した槽や配管、排気ダクトを注文の寸法どおりに作って納める。据え付けと保守は別料金の仕事として切り分け、部位によって6か月から49か月の保証を付ける。
一つの大型案件に工場の手を丸ごと割り振る作り方のため、案件が途切れると設備が遊ぶ。ガラス繊維や樹脂が値上がりしても、見積もり済みの案件では価格に転嫁しにくい。
2025年3月の上場後、支配株主からカフェや飲食店の株式を買い取って飲食にも足を伸ばした。ただし飲食は売上の1.91%にすぎず、経営の重心は依然として繊維強化プラスチックの工場にある。
長期契約を持たず案件ごとの発注書で成り立つ商売のため、大型案件が続くかどうかで年ごとの数字が変わる。2025年12月期は上位2社だけで売上の3割を占めた。
この会社をどう読むか
WF Holdingの工場はマレーシアにあるが、そこで巻き上げた槽の行き先は、いまや豪州と中国とシンガポールだ。地元向けは売上の27%にとどまり、30年以上ここで作ってきた工場が、いつのまにか輸出業者の顔つきになっている。
仕事の中身は、鋼なら腐ってしまう薬品や排水を、繊維を巻いて固めたプラスチックの容器で受け止めることに尽きる。ただし長期契約はなく案件ごとの発注書の積み上げなので、大型案件の有無で年の数字が振れやすい。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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