WKHS
Workhorse Group長距離の大型トラックには手を出さず、毎日同じ市街地ルートを走る配送車に用途を絞っている。合併でMotivのステップバンやシャトルバスが加わり、配送トラック1本だった品揃えが中型商用車の一通りに広がった。
WorkhorseとMotivの2ブランドで、最後の区間の配送に使う中型の電気トラックやステップバン、シャトルバスを作って売る。組み立てはインディアナ州ユニオンシティの工場か外部の受託先で、毎日決まったルートを走る用途なら電気で採算が合うという売り方をする。
電気商用車はまだガソリン車やディーゼル車より車両価格が高く、燃料費と整備費の差で取り返すまでに時間がかかる。合併の直前に1株を12株へまとめる逆株式併合を実施しており、過去の株価や1株あたりの数字をそのまま比べられない。
会計上はMotivが買い手として扱われる逆さ合併で、いま会社を動かしているのはMotiv側に近い資本と経営陣になる。ユニオンシティの工場はMGMHの関連会社へ$20Mで売ってリースバックし、資産を持たずに作る形へ寄せた。
2ブランドの車種と販売網を一つにまとめる作業が、実際にコスト削減と受注増につながるかどうか。もう一つは発行済株式の68.3%を握ったMotive GM Holdings(MGMH)の判断で、同社は合併後の運転資金の貸し手でもある。
この会社をどう読むか
Workhorse Groupという社名は残っているが、2025年12月のMotiv Power Systemsとの合併で、会社の中身は大きく入れ替わった。
Motivの債権者だったMGMHは債務の一部と引き換えに株式を受け取り、いま発行済株式の68.3%を握る。同じ時期に1株を12株へまとめる株式併合を実施し、インディアナ州の工場もMGMH関連会社へ売ってリースバックした。電気トラックの販売台数より先に押さえるべきは、この資本構成の変化のほうだ。
バランスシート (要約)
資産 $118M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $43M(37%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$13M
- 他の流動資産$47M
- 固定資産$58M
- 流動負債$39M
- 短期借入金$15M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $21M
- 売上成長率
- 201.1%
- 粗利率
- −45.0%
- 営業利益率
- −223.7%
- 純利益率
- −302.1%
- ROE
- −148.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$36M
- フリーCF
- −$36M
- 営業CFマージン
- −167.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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