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Western New England Bancorp1853年開業の貯蓄銀行が2001年に株式会社へ移り、2007年に二段階目を終えていまの形になった。組織としての若さと営業としての古さが同居している。
集めた預金を、地元の中小企業や住宅、商業不動産への貸し出しに回して利ざやを取る。2025年の利息収入のうち8割が貸出から来ており、収益の作り方はごく素朴だ。
商業不動産向けの貸出を多く抱えるため、その市況が崩れると焦げ付きが一気に増える。金利が急に動けば、保有債券の評価と預金の調達費用が同時に振れる。
買収で規模を追わず、自社株買いと配当を組み合わせて資本を株主へ戻す。中堅企業向けと商業不動産の営業拠点はスプリングフィールドに置き、都市部の案件を取りにいく。
安い預金をどれだけ抱えられるかと、貸出先の焦げ付き具合が数字を決める。地盤はマサチューセッツ西部のパイオニア・バレーとコネチカットに限られ、その地域の景気とともに動く。
この会社をどう読むか
持株会社としてのウェスタン・ニューイングランド・バンコープは2001年に生まれたが、傘下のウェストフィールド銀行は1853年開業の貯蓄銀行だ。株式会社への転換は二段階に分けて進められ、二段階目が終わったのは2007年だった。
商売そのものは地銀の王道で、2025年の利息収入の8割が貸出から来る。総資産$2.7B、預金$2.4Bという規模で、パイオニア・バレーとコネチカットの外にはほとんど出ていない。地盤が狭いぶん、その地域の不動産と雇用がそのまま決算に映る。
バランスシート (要約)
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $248M(9%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$40M
- 短期借入金$13M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 6.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $18M
- フリーCF
- $17M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $6M
- 配当性向
- 37.4%
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