
WRAP
Wrap Technologies電気ショックや催涙剤のように痛みで制圧する道具と違い、ひもを絡めて動きを止めるだけで痛みを与えない。近年はMERLINと呼ぶ計画で、同じひも展開の技術を無人機の無力化にも向けている。
警察官が数歩離れた場所からひもを発射し、相手の脚などを絡め取るBolaWrapの装置と、使い切りのひもの販売が売上の芯にある。2020年に買収したNSENAのバーチャル訓練と、2023年のIntrensic買収で加わった身につけるカメラと証拠管理の仕組みも売り物に並ぶ。
研究開発と販売にかかる費用が重く、黒字化にはまだ距離がある。売上が少数の大口の採用先に偏りやすく、装置をめぐる事故や評判の問題が広がれば採用そのものが止まりかねない。
単一製品の会社から、道具と訓練とソフトを組み合わせる公共安全企業への転換を掲げる。2025年9月には国防総省や国土安全保障省を相手にする子会社Wrap Federalを設け、警察の外へ販路を広げている。
警察や保安機関の予算が拘束装置にどれだけ回るかが入口で、そこを通らないと話が始まらない。採用した組織が使い切りのひもを繰り返し買ってくれるかどうかが、その後の収入の続き方を決める。
この会社をどう読むか
Wrap Technologiesと聞くと拘束具を作る小さな会社に見えるが、扱う道具は増え続けている。主力は離れた場所からひもを飛ばし、相手の脚を絡め取るBolaWrapだ。
銃や電気ショック、催涙剤が痛みで相手を制圧するのに対し、こちらは痛みを与えずに動きだけを止める。近年は訓練用のバーチャル空間や身につけるカメラ、無人機を絡め取る技術にも手を広げたが、研究開発費がかさみ黒字化にはまだ距離がある。
バランスシート (要約)
資産 $15M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $11M(75%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$8M
- 固定資産$4M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5M
- 売上成長率
- 3.7%
- 粗利率
- 57.8%
- 営業利益率
- −288.6%
- 純利益率
- −221.2%
- ROE
- −89.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$10M
- フリーCF
- −$10M
- 営業CFマージン
- −220.2%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
WRAP の掲示板
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