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World Acceptanceネットで完結する後払いや小口融資が広がるなかで、来店してもらい担当者が顔を合わせる方式を保つ。完済した客が繰り返し借りに来る関係が、審査の代わりを務めている。
数万円から数十万円の分割払いローンの利息と手数料が中心で、保険の取次手数料も乗る。全米に千店ほどの店舗を置き、担当者が対面で審査する。
不況で真っ先に家計が傷むのが、まさにこの会社の客層にあたる。高い実質金利への批判は絶えず、千店分の固定費は貸出が細っても減らない。
貸倒れを抑えることを最優先に、店舗数と貸出の基準を絞ったり緩めたりして調整する。規制の厳しさを見ながら、出店する州を選ぶ。
借り手である低所得層の家計の余力と、州ごとに異なる上限金利の規制。貸倒れの水準がそのまま利益の増減として出る。
この会社をどう読むか
World Acceptanceの決算は、季節でかたちが裏返る。貸出が最も伸びるのは10月から12月なのに、利益が最も出るのは返済が集中する1月から3月で、この四半期だけで他の期の数倍の純利益が立つ。
貸すのは数万円から数十万円の小口で、相手は銀行の審査に通らない層だ。全米に千店ほどの店舗を置き、担当者が対面で審査して返済の相談にも乗る、ネット完結とは逆の方式を保っている。完済した客がまた借りに来る関係が商売の土台だが、その客層は不況で真っ先に家計が傷むため、景気が曲がると貸倒れが一気に膨らむ。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $351M(33%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$6M
- 長期借入金$587M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $585M
- 売上成長率
- 3.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 5.9%
- ROE
- 9.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $259M
- フリーCF
- $255M
- 営業CFマージン
- 44.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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