WTBA
West Bancorporation店舗網を広げて個人客を集める道を選ばず、法人取引に絞って費用を抑えてきた。同規模の地銀に比べて拠点の数が少なく、一拠点が背負う資産が厚い。
集めた預金を地元の中小企業や商業用不動産、個人に貸し、その利ざやで稼ぐ。遺産や個人信託の管理も引き受けており、法人との付き合いを長く保つことで、店を増やさずに残高を伸ばしてきた。
商業用不動産向けの貸出比率が高く、この市況が崩れると焦げ付きが一気に増える。拠点が少ないぶん顧客層も狭く、地元の主要産業がつまずいたときの逃げ場がない。
資産の質を落とさないことを最優先に置き、規模の追求は控えめだ。2025年末の有形自己資本比率は6.42%と前年の5.68%から厚みを増し、四半期ごとの配当も続けている。
貸出先が集中するデモイン周辺とアイオワシティ、そして南ミネソタ4都市の景気。加えて金利の水準が利ざやを直接動かすため、預金の調達費用が上がる局面では収益が薄くなる。
この会社をどう読むか
総資産$4.1Bに対して、拠点は11しかない。デモイン周辺に6つ、アイオワシティ隣のコーラルビルに1つ、あとはロチェスターなどミネソタ州の4都市に1つずつ。West Bancorporationは、この少ない拠点で中小企業と付き合う銀行だ。
母体のWest Bankは1893年に開かれた古い銀行で、個人客を広く集めるより、地元の会社と長く取引するほうへ寄ってきた。効率は高いが、貸出先が商業用不動産に偏り、地域も2州に限られる。この地域の景気と金利、その2つが動けば数字はまっすぐ反応する。
バランスシート (要約)
資産 $4.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $266M(6%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$471M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 12.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $46M
- フリーCF
- $43M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $17M
- 配当性向
- 51.9%
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