
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ぶどう園と醸造を自前で持ち、地域の名産の品種に絞って、品質と物語で客をつかむ点が最大の特徴。ワインを仕入れて売る会社とは、土からの一貫の度合いが違う。ぶどう園とワインを営む会社の立ち位置にいる。
ワインの製造と販売が事業の柱。北西部の地域で、自前のぶどう園でぶどうを育て、ワインを醸造して売る。とりわけ、その地域の名産とされる品種に力を入れる。自社のワインを、レストランや酒販の店へ卸すほか、ぶどう園に併設した試飲の場や、会員への直の販売でも売る。直に売る分は利幅が厚い。ぶどう園と醸造を自前で持ち、地域の名産のワインという品質と物語を武器に、客をつかむ形になっている。
農業ゆえ、天候や山火事、病害でぶどうの作柄が年ごとに大きく振れる弱点を抱える。ワインは熟成に時間がかかり、仕込んでから売れるまでに資金が寝る。景気が冷えれば、ワインのような嗜好の品は買い控えられる。ワインは競争が激しく、世界の産地と競う。ぶどう園や醸造の設備に費用がかさむ。地域に集中する分、その地域の天候や災害が直に響く。直の販売の場の客足にも左右される。
配当を出しつつ、ぶどう園と醸造、直の販売に重きを置く経営。ぶどうの栽培と醸造、卸と直の販売、試飲の場の運営を進める。ワインの製造と販売が、運営の中核になっている。
ぶどうの収穫と、ワインの需要、そして天候に依存する。気候や病害のなかで良いぶどうを安定して収穫できるか、ワインの需要が保たれるか、天候がぶどうの作柄を左右しないかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $108M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $66M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
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