景気敏感な事業で、配当も出す会社
用途の異なる複数の靴のブランドを束ね、作業靴からアウトドア、普段履きまで幅広い需要を取り込める点が最大の強み。一つのブランドの不振を他で補える。製造を外部に委ね、ブランドの企画と販売に資源を集中する身軽な形を取る。複数のブランドを抱えて立て直しを進める、靴の会社の立ち位置にいる。
複数の靴のブランドを抱えて作り、売るのが事業の柱。丈夫な作業靴や、登山やランニング向けのアウトドアの靴、家族向けの普段履きなど、用途の異なるブランドを束ねる。自社の店やネット、小売店への卸しを通じて世界で販売する。製造は外部の工場に委ね、自らはブランドの企画と販売に注力する。複数の靴のブランドの販売で稼ぐ構造になっている。
消費の冷え込みは、必需ではない靴の買い替えを後回しにさせ、需要を細らせる。流行に乗り遅れたブランドは、人気の回復に時間がかかる。過去の拡大で膨らんだ借金が重く、金利の負担と返済が経営の足かせになる。海外で作る商品への関税や供給の停滞も採算を揺らす。大手の靴やアパレルとの競争も激しい。
配当を見送り、現金を借金の圧縮に優先して充てる再建期の経営。過去の積極的な拡大で膨らんだ債務を減らし、不振のブランドの立て直しと、注力するブランドへの集中を進める。製造を外部に委ねる身軽な形を保ちつつ、財務の健全さの回復を最優先に置く方針が特徴になっている。
消費の動向と、ブランドの立て直し、借金の圧縮に依存する。景気や消費者の支出が靴の需要を支えるか、不振だったブランドの人気を立て直せるか、過去の積極的な拡大で膨らんだ借金を圧縮できるか、そして海外で作る商品にかかる関税や供給の安定を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $408M(24%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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