
WYY
WidePoint国防総省が外部の認証局として指定しているのは全米で2社だけで、その一角を占める。連邦政府の運用許可や政府向けクラウドの認定を積み重ねており、後から入る企業が同じ位置に立つには時間がかかる。
政府機関や企業と結ぶ月額・年額の契約で、本人確認に使う電子証明書を発行し、配った携帯端末の利用状況と通信費をまとめて管理する。契約が続く限り利用料が入り続ける。
政府が調達方針を変えたり予算を締めたりすると、契約更新の先送りという形ですぐ表れる。認証や端末管理の分野には競合もおり、更新のたびに価格を叩かれやすい。
会社の資源は、政府向け認証事業の認定を維持し、既存契約を確実に更新することに割かれている。同じ多要素認証の仕組みを民間企業にも売り始めており、顧客の偏りを薄めようとしている。
売上の多くが連邦政府との契約なので、予算の執行ペースと調達方針にそのまま揺さぶられる。顧客数が少ないぶん、1件の更新が飛ぶだけで数字が目に見えて動く。
この会社をどう読むか
WidePointが売っているのは、政府職員が本人であることを機械に証明させる仕組みだ。国防総省が外部の認証局として指定した会社は全米で2社しかなく、WidePointはその一つにあたる。発行した電子証明書は、政府のポータルへの接続や施設への立ち入り、業務用携帯の保護に使われる。
もう一本は、政府機関に配られた携帯端末とその通信費をまとめて管理する仕事で、同じ認証の仕組みは民間企業にも売っている。どちらも契約が続く限り収入が入る形だが、顧客が少数の政府機関に偏っているため、1件の更新が飛ぶと数字が目に見えて凹む。
バランスシート (要約)
資産 $80M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12M(14%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$10M
- 他の流動資産$56M
- 固定資産$14M
- 流動負債$64M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $151M
- 売上成長率
- 5.6%
- 粗利率
- 14.0%
- 営業利益率
- −1.8%
- 純利益率
- −1.8%
- ROE
- −23.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $6M
- フリーCF
- $5M
- 営業CFマージン
- 3.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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