まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ボンベに頼らず、空気からその場で一酸化窒素を作り出して吸わせる点が最大の特徴。ボンベで供給する従来の仕組みとは、手間と供給の仕方が違う。一酸化窒素を作って治療する機器の会社の立ち位置にいる。
一酸化窒素の治療機器が事業の柱。一酸化窒素という気体は、肺の血管を広げたり、菌やウイルスを抑えたりする働きがある。従来はボンベで供給されてきたが、この会社の機器は、空気からその場で一酸化窒素を作り出し、患者に吸わせる。ボンベの手配や保管の手間を省けることを売りにする。新生児の肺の病などで承認を得て、病院へ機器を売り、使うたびの消耗品からも収入を得る。あわせて、重い肺の感染への用途も広げようとしている。
ボンベで一酸化窒素を供給する従来の仕組みが定着しており、それを置き換えるのは容易でない弱点を抱える。新しい用途の承認には、長い試験と時間がかかる。安全に関わる呼吸の機器のため、不具合は重い責任を招く。研究や販売の費用がかさみ、赤字が続く。資金を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。大手の一酸化窒素の供給の会社との競争もある。導入の数がまだ少なく、収益は安定しない。
配当を出さず、機器の導入と用途の承認に資金を向ける成長の経営。機器の開発と、各国の承認の取得、病院への売り込みを進める。一酸化窒素を作る治療機器の普及が、運営の中核になっている。
機器の導入と、用途の承認、そして消耗品の使用に依存する。病院が一酸化窒素を作る機器をどれだけ導入するか、新しい用途で承認を得られるか、導入後に消耗品が繰り返し使われるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $35M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(17%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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