XCUR
Exicure自前の研究をたたんだうえで、外から導入した候補一本に会社を作り直した。種をまいて育てる創薬会社に対して、育てる順番が後ろから始まっている。
まだ製品の売上はない。2022年に自社の研究をすべて止め、2024年に残った知財を売って一時金を得た。いま手元にある事業は、韓国のGPCRセラピューティクスから導入した薬候補GPC-100の開発権だけだ。
承認された薬は一つもなく、収入の見通しも立っていない。2025年3月には韓国のエンタメと再生可能エネルギーへ広げる子会社を作り、同年11月に売却した。的が定まらないこと自体が、この会社の危うさになる。
大株主のハイトロンが発行済み株式の25%を握り、取締役と経営の顔ぶれを入れ替えた。導入品の開発を進める一方で、この上場企業という器に乗りたい相手も引き続き探している。
GPC-100とベータ遮断薬プロプラノロールを併せる多発性骨髄腫向けの試験が、次にどこまで進むか。2026年4〜6月には自社株で$1M相当の節目払いをGPCRへ渡す約束も控える。
この会社をどう読むか
Exicure という社名は、かつて核酸医薬を手がけていたことの名残でしかない。2022年に研究をすべて止めて以来、この会社は次の商売を探し続けてきた。
2025年には韓国のエンタメや再生可能エネルギーへ広げる子会社を作り、同じ年のうちに手放している。いま抱えるのは、GPCRセラピューティクスから導入した骨髄移植前の薬候補GPC-100だ。第2相試験は2026年1月に終わり、次は自社株での節目払いが待つ。自分で種をまかない創薬会社が借り物でどこまで立て直せるか、という話になっている。
バランスシート (要約)
資産 $14M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(28%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$878K
- 固定資産$9M
- 流動負債$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- −100.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −126.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$9M
- フリーCF
- −$9M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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