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Xilio Therapeutics薬を体じゅうで効かせず、腫瘍の中にある酵素に触れて初めてマスクが外れる設計にしている。この仕組みはAbbVieとGileadという大手2社が提携先に選ぶだけの評価を得た。
自社ではまだ薬を売っておらず、収入はAbbVieやGileadといった大手製薬会社との提携で受け取る契約金や開発の節目ごとの支払いに頼る。マスク技術のライセンス提供と、自社パイプラインの開発を並行して進めている。
承認された薬はまだなく収入のほとんどを提携先からの支払いに頼るため、治験で望ましくない結果が出れば株価も提携の継続もまとめて揺らぐ。免疫のがん治療は大手も含めた競争が激しく、マスクを使う競合も現れつつある。
自社の開発と大手へのライセンス供与を並行させ、限られた資金は最も有望なプログラムに集中させている。
治験でマスク技術が想定どおり働くかどうかが会社の価値を決める。AbbVieやGileadとの提携が続くか、開発資金を株式市場から調達できるかも行方を分ける。
この会社をどう読むか
Xilio Therapeuticsが挑んでいるのは、がんの免疫治療につきまとう副作用だ。免疫を活性化させる薬は体じゅうで効くと強い副作用を招くため、腫瘍の中の酵素に触れて初めて外れる「マスク」を薬にかぶせた。
自社の薬で承認まで届いたものはまだないが、この技術はAbbVieとGileadが提携先に選ぶだけの評価を得ている。契約金や開発の進み具合に応じた支払いが当面の収入で、治験の結果に会社の価値のほとんどがかかる。
バランスシート (要約)
資産 $155M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $35M(23%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約25年分
- 現金・現金同等物$138M
- 他の流動資産$7M
- 固定資産$10M
- 流動負債$56M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $44M
- 売上成長率
- 589.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −95.9%
- 純利益率
- −80.1%
- ROE
- −99.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- −11.4%
- 現金ランウェイ
- 約25年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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