YDES
YD Bio技術の貸し手であるEG BioMedが、同時に議決権を握る株主であり、2026年1月には合併の相手にもなった。取引先と支配株主と統合相手が一社に重なっている点が、同じ規模のバイオ企業と決定的に違う。
DNAのメチル化を読んで乳がんを見つける検査を、医師の指示があるときだけ提携先のCLIA認証ラボで実施する。ほかに製薬会社向けの治験用資材の調達と物流、米国での目の健康関連商品、アジアでの一般向けヘルスケア商品の販売も抱える。
2025年12月末、議決権の過半を握る2社の株主が、書面の同意だけで取締役4人を退任させ2人を送り込んだ。その2社はYD BiopharmaとEG Biomed Limited。同じ月には監査法人もARK ProからMaloneBaileyへ交代しており、外から意思決定の流れを追いにくい。
自前の研究より、借りた特許と外からの買収で輪郭を描く。2026年1月には台湾の細胞治療会社SSMCを約$26.87Mで取り込む意向書を結び、対価の多くを新株で払う予定にしている。
検査の中核技術はEG BioMedから借りた特許で、実施権の期間は20年。米国ではFDAの承認をまだ取らず、ラボが自前で組む検査という枠組みで提供しているため、この枠組みへの規制の風向きしだいで売り方そのものが変わる。
この会社をどう読むか
YD Bio が乳がん検査を売れるのは、その技術を自社で持っているからではない。EG BioMedから20年の独占実施権を借りているからだ。
そのEG BioMedは議決権を握る株主でもあり、2026年1月には合併の相手として名前が挙がった。前月末には2社の大株主が書面の同意だけで取締役4人を入れ替えている。開発の進み具合よりも、支配株主が描く絵で会社の形が決まる段階にある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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