YHC
LQR House自分では酒を造らず輸入もせず、在庫を持つ小売と組んでECの棚だけを借りる。そこで覚えた売り方を、広告代理として他のブランドに転用する。2024年5月にはカナダのCannon Estate Wineryに少数出資し、周辺にも手を広げた。
自社のCWSpirits.comで、提携する酒類小売の在庫からワインやスピリッツを取り次いで売る。同時に酒類業界専門の広告代理として、サイトのバナーやメール配信、インフルエンサー施策を他ブランドに売り込む。自前のテキーラSWOLも育てている。
小さな事業を二つつないだ構成のため、片方が失速すると全体が細る。州ごとの規制は新しい販売地域への拡大を妨げ、大手の酒類ECや広告会社との価格競争も避けられない。資金は増資中心で、募るたびに一株の値打ちが薄まる。
2026年3月にネバダ州からデラウェア州へ籍を戻し、2025年12月には香港法人を通じた合弁も組んだ。手元資金は自社サイトの送客力を高める広告と、外部ブランドの案件獲得に振り向けている。
サイトへの集客と成約率、そして代理業でどれだけ外部案件を取れるかで売上が決まる。酒類の通信販売は州ごとに規制が違い、その許認可を保てるかが事業の継続条件になる。
この会社をどう読むか
自分では一滴も蒸留していない。LQR Houseが持つのは、CWSpirits.comという酒のECサイトと、酒類業界に的を絞った広告代理の看板だ。瓶を作る側ではなく、瓶を並べて見せる側に立っている。
売り場を運営して覚えた売り方を、そのまま他ブランドへの広告サービスとして売り直す。自前のテキーラSWOLは、その売り方を自分の商品で試す場でもある。酒類の通信販売は州ごとに規制が違い、販路をどこまで広げられるかが伸びしろを決める。
バランスシート (要約)
資産 $31M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $29M(94%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$6M
- 他の流動資産$10M
- 固定資産$15M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2M
- 売上成長率
- −37.4%
- 粗利率
- 10.8%
- 営業利益率
- −730.3%
- 純利益率
- —
- ROE
- −87.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$34M
- フリーCF
- −$34M
- 営業CFマージン
- −2161.1%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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