
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
アゼノサーティブの世界での開発・販売権を自社に残したまま進めており、資産を早くに大手へ渡す同業とは道が違う。5日投与2日休薬という独特の用法で奏効率30%超を示したデータも、この会社固有の材料になる。
製品売上はまだなく、アゼノサーティブ(ZN-c3)の開発の進み具合そのものが価値になる。2025年1月には、5日投与2日休薬という用法で奏効率30%超という結果を開示した。主要試験DENALIのパート2aは2025年に登録を終え、2026年内の主要な結果を待つ局面にある。
DENALI試験で狙った効果や安全性を示せなければ、当面の価値の柱を失う。かつて組んでいたPfizer、GSK、Dana-Farber Cancer Instituteとの共同開発はすでに終わった。費用もリスクも自社だけで抱える形にある。
Pfizer・GSK・Dana-Farberとの提携をすべて終えた後は、単一候補の主要試験に資金と人員を集中させている。手を広げず、一つの適応で承認まで走り切る構えをとる。
DENALI試験の結果と、それを受けたFDAの迅速承認の判断が、会社の価値のほぼ全部を占める。試験と開発の費用をまかなう資金の手当ても欠かせない。
資産 $289M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $216M(75%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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