ZVIA
Zevia砂糖不使用の炭酸飲料という括りには大手も入ってくるが、2007年の創業以来プラスチックボトルを一度も使わずアルミ缶で通した点は真似しにくい。デラウェア州の公益会社でありB Corp認証も受けており、健康と環境の両方に対価を払う客層を明確に取りに行く。
2008年に売り出した看板商品のSoda(炭酸飲料)が2025年の売上の約95%を占める。米国とカナダの量販店や自然食品店、通販など39,000以上の売り場へ届け、製造は3社の外部委託先に任せる。2016年に加えたEnergy(エナジードリンク)は伸びしろのある事業と位置づける一方、2018年に加えたTea(紅茶)は2026年に販売を終える。
飲料市場は競争が極めて激しく、大手が同じ砂糖不使用の商品を出せば棚を奪われかねない。Soda一つに売上の大半を頼るため、この主力の勢いが鈍れば会社全体が鈍る。原料や容器の値上がりも薄い利幅を直接圧迫する。
ステビア抽出物は3社から調達できる体制を整え、うち2社と契約を結んで価格交渉力を確保している。伸び悩むTeaは2026年に打ち切り、看板のSodaへ資源を寄せる判断を下した。
砂糖を避ける健康志向の需要の広がりと、量販店・自然食品店での棚の確保に依存する。甘味料であるステビア抽出物の調達価格も、薄い利幅を通じて直に効いてくる。
この会社をどう読むか
Zeviaは2007年の創業以来、飲料をプラスチックボトルで売ったことが一度もない。容器はアルミ缶だけ、甘味料は砂糖を使わずステビア抽出物だけ。健康と環境への配慮に対価を払う客層を、はじめから狙って設計されたブランドだ。
絞り込みは商品でも進む。2025年の売上の約95%は2008年に出した看板のSoda(炭酸飲料)が占め、2018年に加えたTea(紅茶)は2026年に販売を終える。製造は3社の外部委託先に任せ、米国とカナダの39,000を超える売り場へ届ける。的を広げずに深く掘るぶん、Sodaの勢いがそのまま会社の勢いになる。
バランスシート (要約)
資産 $64M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $51M(80%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約5年分
- 現金・現金同等物$25M
- 他の流動資産$33M
- 固定資産$5M
- 流動負債$28M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $161M
- 売上成長率
- 4.0%
- 粗利率
- 48.0%
- 営業利益率
- −7.3%
- 純利益率
- −6.2%
- ROE
- −19.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- −2.9%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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