配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
酒への依存を抱える人を、効きやすい遺伝子の型であらかじめ選び、吐き気止めとして使われてきた成分を少ない量で使うという独自の手立てが最大の特徴。やみくもに全員に使うのとは違う。遺伝子で選んだ患者の酒の依存を治す薬を狙う超小型のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、酒への依存を治す薬を開発する臨床段階のバイオで、収入はない。看板の候補は、もともと吐き気を抑える薬として広く使われてきた成分を、ごく少ない量で使うものだ。酒への依存を抱える人のうち、ある遺伝子の型を持つ人にだけ効きやすいと見て、検査でその人をあらかじめ選んで使う。酒の依存には効く薬が乏しく、満たされない悩みが大きい。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資で開発を続ける。
後期の試験で効き目を示せなければ、会社の値打ちの大半を失う弱点を抱える。効きやすい人を選ぶという考えが、試験で裏づけられない恐れもある。酒の依存を治す既存の薬が普及を広げれば、追い上げられる。一つの候補に大きく賭けるため、その失敗が致命傷になる。承認までの道のりが長く赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、看板の候補の後期の試験と資金繰りの管理を優先する経営。現在の経営者が率いる。後期の試験の遂行と、効きやすい人を選ぶ検査の準備、増資による資金繰りの管理を進める。一つの候補への集中と、遺伝子で患者を選ぶ手立ての確立が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、患者を選ぶ検査、資金繰りに依存する。看板の候補が後期の試験で効き目を示せるか、効きやすい人を選ぶ遺伝子の検査が役立つと示せるか、酒の依存を治す既存の薬や新しい治療との差を出せるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $7M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(79%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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