
ADVB
Advanced Biomed半導体の微細加工を、血液中のがん細胞を捕まえる仕組みに転用している。技術の出どころが、同業の検査機器メーカーとは別の場所にある。
半導体の微細加工と生物学を組み合わせた微小流路の技術で、血液からがん由来の細胞や目印を捉える機器と専用チップを作っている。肺がんの早期発見をうたうA+LCGuardは中国での臨床研究にこれから入る段階で、機器の販売による収入はごくわずかだ。
A+LCGuardはクラス3の医療機器にあたり、臨床試験を経て登録を終えるまでの道のりが長い。その間、収入は立たない。ナスダックの最低株価の基準を割り込んで是正期間に入った経緯もあり、上場の維持そのものが経営の課題になっている。
台湾の子会社が機器の開発を主導し、香港の子会社が中国での生産・登録・販売の窓口を担う分業になっている。上海の子会社が特許を持ち、現地の受託機関を通じた臨床試験を受け持つ。
台湾の技術チームが機器の性能を積み上げること、そして中国での臨床試験と登録の許可が下りることが前提になる。収入がほとんど立たないなかで資金をつなぐ必要もある。
この会社をどう読むか
Advanced Biomedは米国の取引所に株を並べているが、法人籍のあるネバダ州に工場も研究所もない。開発が動いているのは台湾で、中国側の生産と登録は香港の子会社が受け持つ。
核にあるのは、血液からがん由来のわずかな細胞を拾い上げる微小流路の機器だ。肺がんの早期発見をうたう検査キットも育ててきたが、こちらはクラス3の医療機器で、中国での臨床研究にこれから入る段階にある。収入に結びつくのはまだ先の話になる。
バランスシート (要約)
資産 $7M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(53%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$3M
- 固定資産$480K
- 流動負債$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −93.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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