まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
除雪や道路の清掃、空港の除雪、芝刈りといった、地味だが用途を絞った特殊な車両で世界最大級のシェアを持つ、ニッチの王者という立ち位置が最大の特徴。大手の建設機械や農機の会社とは正面から競わない領域で、価格の競争を避ける。米国の同業との合併で北米にも足場を広げた、グローバルなニッチの特殊車両のメーカーの立ち位置にいる。
地方自治体や道路の管理者、空港、大規模な施設に向けた特殊な車両を作って売るのが事業の柱。除雪車や道路の清掃車、空港の滑走路の除雪機、芝刈り機といった、用途を絞った車両が主力になる。販売に加え、その後の整備や部品の供給も手がける。米国の同業と合併して上場し、救急車や配送用の車台の事業も組み合わせ、北米での足場を広げた。これらの特殊な車両の販売と整備で稼ぐ構造になっている。
除雪の需要は降雪量に左右され、暖冬が続くと需要が細る天候頼みの弱点を抱える。米国の同業との合併の相乗効果が思うように出なければ、利益率が悪化する。電動化への対応が遅れれば、入札で負ける恐れもある。自治体の予算の削減や、欧州から米国へ輸出する製品にかかる関税も逆風になる。為替の変動も採算を揺らす。
配当を出しながら、米国の同業との合併の統合と、ニッチの市場での地位の維持を両輪で進める経営。欧州系の企業らしく安定した配当を出し、選んだ買収と自前の開発の釣り合いを取る。地味な特殊車両の領域に特化し、自治体や空港との長い取引の関係を生かして、堅実に稼ぐ方針が特徴になっている。
公共の予算と、降雪量、合併の統合に依存する。欧州や北米の自治体が道路の維持や除雪の契約に予算を割くか、空港の運営が活発か、降雪量が除雪の需要を支えるか、そして米国の同業との合併の相乗効果を出せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $815M(41%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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