Aehr Test Systems は、次世代の電力半導体を量産前に長時間通電して不良を選り分ける検査装置の専業だ。
最大の強みは、ウエハ状態での長時間検査という、次世代パワー半導体に必須の工程でほぼ独占の地位を握る点にある。同時に多くのウエハを検査できる装置は生産性で抜きん出て、電動化とデータセンターの電力需要に検査の側から乗る。一方で電気自動車の減速は頼みの炭化ケイ素の需要を冷やす。収益が一握りの大口顧客に集中し、一社の投資延期が業績を急変させる。大手の参入も独占を揺らす。AEHR を読むときは、パワー半導体の需要と大口顧客の投資、新用途の広がりを軸に見るとよい。

