
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
表面に糖の鎖を持つ有害なものを選んでくっつけて取り除くという独自の手立てで、ウイルスとがんの放つ粒の両方を、血液から体の外で取り除く点が最大の特徴。薬とは異なる物理的な取り除きに賭ける。血液から有害なものを取り除く装置を開発する超小型の医療機器の立ち位置にいる。
血液から有害なものを取り除く装置を開発するのが事業の柱で、収入はほとんどない。患者の血液を体の外へ導いて専用の筒に通し、表面に糖の鎖を持つ有害なもの、すなわちウイルスや、がん細胞が放つ粒を、選んでくっつけて取り除く独自の装置を作る。がんでは、腫瘍が放つ粒を取り除いて免疫を立て直すことを狙い、重い感染症では、血液中のウイルスを減らすことを狙う。当局から重点的に扱う指定を得た。承認後の装置の売上や、政府の助成で、いずれ稼ごうという構造を描く。
試験で効き目を示せない弱点を抱える。商業化までの道のりが極めて長く、その間ずっと現金を食いつぶす。血液を体の外で処理する装置を作る既存の会社との競争もある。感染症への備えという価値は、流行が起きて初めて意味を持つため、稼ぎに結びつきにくい。政府の助成が打ち切られれば、開発の支えを失う。長年赤字が続き、株式の併合や増資を繰り返して持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、長い研究開発と資金繰りの管理を優先する経営。小さな組織で開発に集中する。看板の装置の臨床試験の遂行と、政府の助成の獲得、当局の重点的な扱いの道の活用、株式の併合や増資による資金繰りの管理を進める。独自の取り除きの装置への集中が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、政府の助成、資金繰りに依存する。看板の装置が、がんの試験で効き目と安全性を示せるか、感染症への備えとして政府の助成を得られるか、当局の重点的な扱いの道を生かせるか、そして長年の赤字のなか増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(77%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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