AerCap Holdings は、旅客機やエンジンを大量に買い、世界中の航空会社に貸して使用料を得る世界最大の航空機リースの会社だ。
最大の特徴は、大手の航空金融の事業を買収して規模を二位以下から大きく引き離し、新しい世代の機体への買い替えを積極的に進めて、航空金融の値段を左右する立場にある点にある。一方で衝撃で航空の需要が急に落ち込むと貸し出しが滞ることが弱点で、航空会社の破綻による使用料の回収の危うさ、機体メーカーの納入の遅れ、中古の機体の値下がり、借り入れに頼る事業ゆえの金利の重しも弱みになる。AER を読むときは、航空の需要と航空会社の健全さ、金利を軸に見るとよい。