AERO
Grupo Aeromexicoメキシコを本拠にフルサービスを提供する唯一の航空会社で、世界三大アライアンスに属するメキシコ勢もここだけ。格安勢とは客層も路線網も重ならない。
メキシコシティの空港を拠点に、国内線と国際線を乗り継がせるハブ型の路線網で運賃を集める。プレミアム客室やラウンジ、常連客プログラムで単価を積み増し、貨物輸送も収入に加わる。
破産手続きを経て身軽になったとはいえ、需要が細れば固定費の重さが再び効いてくる。格安航空会社との運賃競争、燃料高、ペソ安が同時に来ると利幅は一気に薄くなる。
破産手続きの中で借り直した機材リースの安い賃料を、契約が切れるまでどう活かすかが当面の主題になっている。並行して機材の若返りと大型化を進め、プレミアム需要で単価を上げる方向に舵を切っている。
メキシコシティの空港でどれだけ発着枠を確保できるかが路線網の広さを決め、燃料費とペソの対ドル相場が収支を動かす。加えて、Delta航空との共同事業に認められていた独占禁止法の適用除外を、米運輸省が2026年1月付で打ち切る決定を出した。北米路線をどう組めるかは、その司法審査の結果しだいになる。
この会社をどう読むか
Grupo Aeromexicoは新興国の航空会社という一括りで見られがちだが、2022年に連邦破産法の手続きを終えて出てきた「再建後」の会社だ。費用構造は往時と別物になっている。
メキシコシティの空港を軸に国内の主要都市と北米・中南米・欧州・アジアを結び、四半世紀前にDelta航空と共同で立ち上げたSkyTeam同盟で乗客を融通し合う。ただし北米線の共同運航を支えてきた独占禁止法の適用除外は、いま司法の場で争われている最中だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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