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First Majestic Silver
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強み

ラスベガスに自社の造幣所を構え、産した銀を純度0.999以上の地金や銀貨に加工して、株主や地金の買い手へ直接売っている。2025年にはこの直販が銀の生産量の約7%を占めた。掘って卸すだけの鉱山会社とは、出口の設け方が違う。

成長ドライバー

メキシコにあるサンディマス、サンタエレナ、ロスガトス、ラエンカンターダの四鉱山で銀と金を産し、その時々の相場で売る。ロスガトスは2025年1月に取得した七割出資の合弁で、残る三割は日本の非鉄金属会社が持つ。ネバダ州のジェリットキャニオン金鉱山は2023年から操業を止め、埋蔵量の見直しに入ったままだ。

リスク

銀の値動きは金より荒く、下げの局面では利幅が一気に消える。鉱山は掘り進むほど鉱石の質が落ち、同じ量の銀を得る費用がかさむ。2023年に止めたジェリットキャニオンのように、採算が合わなくなれば操業ごと畳む判断も出てくる。

経営の癖

2003年の設立以来、鉱山を買い集めては採算の合わない資産を手放す入れ替えを繰り返してきた。2025年12月にもザカテカス州のデルトロ銀鉱山を売る契約を結んでいる。

読みの軸

銀と金の相場に加え、狙った品位の鉱石をどれだけ掘り出せるか、人件費や燃料をどこまで抑えられるかで採算が決まる。生産のほとんどがメキシコにあるため、現地の税制や治安、通貨の動きも直に効いてくる。

この会社をどう読むか

First Majestic Silver は銀を掘る会社だが、掘った銀の行き先が少し変わっている。ラスベガスに自前の造幣所を持ち、一部を地金や銀貨に仕立てて自分の手で売っているのだ。

本業はメキシコの四鉱山で、本社はカナダのバンクーバー、株はトロントとニューヨークの両方で売買される。銀は金より値動きが荒く、相場が下がれば利益は一気に細るため、費用の低い鉱山に生産を寄せ、合わない資産は売る動きが続いてきた。造幣所からの直販は、相場任せの振れを少しでも自分の側に引き戻す試みにあたる。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — First Majestic Silver の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。