配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
腫瘍サンプル15万件超を抱える創薬支援会社が、社名ごとGPUと暗号資産の会社へ転じた。新規参入でも合併でもなく、既存の上場企業が中身を丸ごと入れ替えた形になっている。
稼ぎ口は二本ある。分散型ネットワークAethirを通じてAI向けのGPU計算力を貸すことと、その基軸トークンATHを買い持ちして値上がりを取りにいくことだ。旧来のがん創薬支援も残ってはいるが、こちらは整理の対象に回っている。
保有するATHの値下がりは、そのまま評価損として財務を痛める。2025年9月末には1対15の株式併合を実施しており、上場基盤が安定していた時期とは言いにくい。
2025年10月に完了した$343.5Mの増資を元手に、計算力事業の立ち上げとATHの積み増しを急いでいる。旧来の創薬支援は主軸から外れ、処分先を探す側に回った。
GPU計算力にどれだけ需要が付くか、ATHの価格がどこへ動くか、そして旧事業をどう処分するか。2026年2月に売却を含む選択肢の検討を公表したが、取締役会はまだ結論を出していない。
資産 $53M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $48M(90%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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