
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
高速の携帯や、車、衛星、物と物をつなぐ機器など、用途ごとに異なる電波に合わせた高性能のアンテナを設計する点が最大の特徴。汎用の安いアンテナとは異なり、難しい用途に応える。無線をつなぐアンテナに特化した小型の専業の会社の立ち位置にいる。
さまざまな無線の電波をつかむ高性能のアンテナを設計して売るのが事業の柱。高速の携帯の通信や、無線の構内通信、車に積む通信、衛星の通信、低い電力で広く届く通信といった、用途ごとに異なる電波に合わせたアンテナを設計する。これに加え、物と物をつなぐ機器に、アンテナと通信の部品を組み込んだ製品も提供する。機器の製造会社に売り込む。これらのアンテナと無線の部品の販売で稼ぐ構造になっている。
アンテナは目立たない部品で、価格の争奪が激しい弱点を抱える。少数の大口の顧客や、特定の用途に売上が偏れば、その需要の増減で業績が大きく揺れる。機器の製造会社が、安い汎用のアンテナや自前の設計に切り替えれば、商売を失う。新しい無線の規格への対応が遅れれば、置いていかれる。商業化の途上で赤字に陥る局面もある。
配当を出さず、設計の技術と受注の獲得に投資する経営。現在の経営者が率いる。高性能のアンテナの設計と、機器の製造会社への売り込み、新しい無線の規格への対応、少数の大口の顧客の管理を進める。無線のアンテナへの特化と、難しい用途への対応が、運営の中核になっている。
無線でつなぐ需要と、機器の採用、受注に依存する。高速の携帯や物と物をつなぐ機器の普及が広がるか、機器の製造会社に自社のアンテナを採用してもらえるか、設計の優位を保てるか、そして少数の大口の顧客の波をこなして採算を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $45M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $28M(62%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約6年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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