AIRTP
Air T(優先証券)貨物航空や空港機材など複数の事業を束ねる小さな複合企業の優先証券という、市場でも珍しい立ち位置。普通株より値動きが穏やかで、決まった分配を狙う保有に向く設計になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体の Air T が稼いだ利益から、額面$25に対して年8%の決まった分配を受け取る仕組みで、支払いの順番は普通株の配当より先になる。
本体の業績が崩れて分配が滞ると、価値が大きく損なわれる。売買がもともと少ないため、手放したいときにすぐ売れないことも弱点になる。
証券そのものに経営はなく、本体 Air T の経営方針に従う。分配を守れるだけの利益を本体が出し続けられるかが、この証券の評価軸になる。
分配の支払いは本体 Air T の稼ぐ力にかかっている。市場価格は米国の金利にも左右され、金利が上がると値下がりしやすい体質を持つ。
この会社をどう読むか
AIRTP は、貨物航空や空港の地上機材などを束ねる小さな複合企業 Air T(普通株は AIRT)が発行した優先証券だ。株というより債券に近く、額面$25に対して年8%の決まった分配を受け取る。
読み方は本体の株とは違う。事業の成長ではなく、本体が分配を払い続けられるかどうかと、米国の金利水準が価格を決める。会社そのものの性格を知りたいなら AIRT のページが本体で、この証券は「その会社にお金を預けて利息を受け取る器」と捉えるのが正解だ。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「優先株」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $409M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $80M(20%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$20M
- 他の流動資産$140M
- 固定資産$249M
- 流動負債$96M
- 長期借入金$208M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- $327M
- 売上成長率
- 12.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −3.4%
- 純利益率
- 23.8%
- ROE
- 97.7%
- ROIC
- −3.1%
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$25M
- フリーCF
- −$42M
- 営業CFマージン
- −7.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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