AKAM
Akamai Technologies世界中に張り巡らせた配信網という、長年かけて築いた基盤が強み。利用者の近くから素早くデータを届けられ、その同じ網を生かしてセキュリティやクラウドのサービスへ広げられる。多くの企業に使われてきた信頼と、攻撃を防ぐ技術を持つ立ち位置にいる。
世界中に置いた多数のサーバーを使い、ウェブサイトや動画のデータを利用者の近くから素早く届けるサービスの利用料が収益の柱。これに、不正な通信や攻撃から企業を守るセキュリティと、企業のアプリをこの基盤上で動かすクラウドのサービスが加わる。通信の量が増えるほど稼げる構造になっている。
主力だった配信事業は価格競争が激しく、クラウド大手が同様のサービスを安く提供すると採算が下がる。配信の成長が鈍ると、成長の軸をセキュリティとクラウドへ移せるかが問われる。大手との競争や、設備投資の負担も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、潤沢な資金を自社株買いと、セキュリティ・クラウド分野への投資・買収に振り向ける経営。価格競争の進む配信事業の安定収入を土台に、利益率の高いセキュリティとクラウドへ軸足を移して、稼ぐ力を立て直そうとする方針が特徴。
ネット上の通信量と、企業のセキュリティ・クラウド投資に依存する。動画やアプリの利用が増えて配信の需要が伸びるか、成長分野のセキュリティとクラウドをどれだけ伸ばせるか、そして価格競争の激しい配信事業の採算を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $11.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5B(43%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$930M
- 他の流動資産$1.4B
- 固定資産$9.2B
- 流動負債$968M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.2B
- 売上成長率
- 5.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 13.5%
- 純利益率
- 10.7%
- ROE
- 9.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.5B
- フリーCF
- $1B
- 営業CFマージン
- 36.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
AKAM の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…
