ALGT
Allegiant Travelメジャー航空会社が飛ばさない小都市〜観光地のニッチ路線で独占的地位。航空会社でありながらリゾート・旅行商品も販売する垂直統合モデル。マイレージ・クレカ提携の利益寄与度が相対的に高い。
米国小〜中規模都市(メインラインが少ない市場)から、ラスベガス・フロリダ・ビーチ観光地などへの直行便を中心に運航する LCC。旅客運賃に加えて、オプション収入(手荷物、座席指定、食事)、ホテル・レンタカー予約、クレジットカード提携、独自リゾート開発(Sunseeker Resort)などの周辺事業が利益源。
景気後退でレジャー旅行が削減される。燃料高騰でチケット価格転嫁が追いつかない。Sunseeker リゾート(フロリダ)のハリケーン被害・運営コスト過大。小都市市場での LCC 競合参入。機材整備トラブル。
配当を継続、Sunseeker リゾートへの多額投資が負債を増やした局面を経て、コアエアライン事業での収益性改善を優先。燃費効率の良い機材への更新を進める。
レジャー需要(観光・行楽目的)、燃料価格、ボーイング 737 MAX 問題のような機材調達、クレジットカード提携パートナーの契約、そして Sunseeker リゾート事業の成功に依存。従来型エアラインとは異なり、週末・季節型のレジャー運航モデル。
この会社をどう読むか
Allegiant Travel は「小都市レジャー市場 × 垂直統合」という独特なビジネスモデルの航空会社。
大手が飛ばさない小都市と観光地を直結する路線に絞ることで、競争の少ないニッチで独占的地位を築いている。航空事業だけでなく Sunseeker リゾート、クレカ提携など周辺事業を束ねることで、レジャー旅行者の財布を複数回取り込む設計。ただしリゾート事業の立ち上がりと、レジャー需要のサイクルが業績の変動を大きくしている。
バランスシート (要約)
資産 $4.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(25%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$173M
- 他の流動資産$795M
- 固定資産$3.2B
- 流動負債$1B
- 長期借入金$1.7B
- 短期借入金$118M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.6B
- 売上成長率
- 3.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 1.4%
- 純利益率
- −1.7%
- ROE
- −4.2%
- ROIC
- 1.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $390M
- フリーCF
- $75M
- 営業CFマージン
- 15.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $0
- 配当性向
- —
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