景気敏感な事業で、配当も出す会社
鍵と防犯設備という安全に直結する分野で、信頼されたブランドと専門の施工業者を通じた販売網を持つ点が強み。安全設備は信頼性が重視され、いったん採用されると更新需要が続く。機械式から電子的な施錠への移行を進め、安全への根強い需要に支えられた専業ならではの立ち位置にいる。
建物の鍵やドアの施錠金具、入退室を管理する電子錠、防犯のための設備の販売が収益の柱。オフィスや病院、学校、住宅などに、安全を守るための施錠・防犯の仕組みを提供する。機械式の鍵から、電子的に管理する施錠システムまで手がける。建物に欠かせない安全設備を供給し、更新需要も取り込んで稼ぐ構造になっている。
景気後退で建設や改修が冷えると、施錠設備の新規の需要が落ち込む。原材料費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。電子的な施錠への移行で競合が増えたり、大手の電機メーカーが参入したりするリスクや、特定の建物用途への需要の偏りも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、電子的な施錠システムへの投資と、買収による事業拡大、効率的な生産に力を入れる経営。安全への根強い需要を土台に、機械式から電子錠への移行を取り込み、信頼されたブランドと販売網を生かして着実に稼ぎながら株主に還元する方針が特徴になっている。
建設や改修の活発さと、安全・防犯への需要、電子錠への移行に依存する。新築や改修で施錠設備の需要が増えるか、防犯意識の高まりを取り込めるか、機械式から電子的な施錠への移行を進められるか、そして専門の施工業者を通じた販売網を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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