ALPS
Alps Group増資頼みの創薬ベンチャーと違い、今すぐ現金を生む事業を自前で持っている。研究費の出どころが外部資金ではなく自社の売上にある。
実際に現金を生んでいるのは、スキンケアや美容施術、健康診断といったマレーシアのウェルネス事業だ。幹細胞のCelestialabとゲノム解析のMyGenomeが掲げる開発品はすべて前臨床段階で、まだ収益にならない。美容と健診の稼ぎが研究費を出している。
開発品が臨床に進めるか、進んで承認されるかは何も決まっていない。2025年10月に特別買収目的会社との合併で上場したばかりで、株式市場での実績も浅い。
育ちにくい持ち分は手放す。2026年3月にはコレラワクチンを手がけていたVax Biotechへの30%出資を売り、その開発から手を引いた。
支えているのは美容と健診の客足で、ここが細れば研究費も細る。前臨床の開発品が臨床試験へ進めるだけの成果を出せるかも焦点になる。
この会社をどう読むか
Alps Groupの看板は幹細胞とゲノム解析だが、売上のほとんどはマレーシアの美容と健診から来ている。スキンケアや美容施術、健康診断で稼いだ現金が、まだ一円も売上を生まない研究を養う形だ。
外への出資は思い通りには育っていない。南アフリカで上場したCilo Cybinへの持ち分は、増資で40.5%から9.98%まで薄まった。2026年3月にはVax Biotechの持ち分も手放している。上場したのは2025年10月で、研究がどこまで進むかはこれから見えてくる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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