AMC
AMC Entertainment世界最大の映画館チェーンとしての規模、IMAX・Dolby Cinema 等のプレミアム上映館での差別化。2021年のミーム株騒動で集めた個人投資家のロイヤリティとブランド。
米国・欧州等で映画館約900拠点、1万スクリーン超を運営。入場料、コンセッション(ポップコーン・飲食)、広告、会員制プログラム(Stubs)からの収入。2020-2022年のパンデミックで深刻な経営危機、現在も回復途上。
大型作品の興行失敗やストライキ等による制作遅延で上映本数減。配信サービスの「映画館公開スキップ」拡大。既存の巨額負債の利払い・借換え。ミーム株フィーバーの反動による株価急落。
配当なし、ミーム株フィーバー時に大量増資で資金を調達した経緯。現在は負債削減、シアター・オペレーションの効率化、プレミアム体験への投資が経営軸。
映画興行全体の動向、ハリウッド大作の公開本数、配信サービス(Netflix、Disney+)と映画館のウィンドウ(同時・時差公開)、そして負債管理に依存。一部大型作品(Marvel、Avatar)の成否が四半期業績を大きく変える。
この会社をどう読むか
AMC Entertainment は「映画館産業の構造変化」と「個人投資家のミーム文化」が同時に載る特殊な銘柄。
配信時代に映画館の役割が問われる中で、大型作品の特別な体験価値でどこまで生き残れるかが構造の論点。2021年のミーム株フィーバーで個人投資家に支えられた会社としての性格も強い。純粋なファンダメンタル分析では測りきれない、センチメント駆動の側面が大きい銘柄。
バランスシート (要約)
資産 $8B を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$429M
- 他の流動資産$302M
- 固定資産$7.3B
- 流動負債$1.8B
- 長期借入金$4B
- 短期借入金$20M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.8B
- 売上成長率
- 4.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −0.4%
- 純利益率
- −13.0%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$120M
- フリーCF
- −$366M
- 営業CFマージン
- −2.5%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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