AMCI
AMC Robotics社名が掲げるロボットや次世代の端末は、まだ構想と評価の段階にある。実際の主な収益源は昔ながらの防犯カメラと、そこに紐づくクラウド課金の分け前だ。
YIブランドの家庭用・小型店舗向けカメラの販売と、関連会社Kamiとのクラウド課金の分け前が二本の収入源。カメラは自社では作らず、アジアの関連会社から仕入れて米国・カナダ・欧州のネット通販で売る。自社カメラ経由でKamiのクラウド録画に加入した利用者の課金から、決められた割合を受け取る。
Kamiとの契約は30日前の通知でどちらからでも解約でき、売上の半分近くを預けた状態ではこれが大きな穴になる。ロボットや眼鏡型端末は開発の初期段階にとどまり、商業化のめどは立っていない。製造も自社で持たない。
身内の会社との取引が事業の随所に組み込まれており、その整理を進めている段階にある。販路として使ってきた関連会社名義のAmazon店舗は2025年12月に切り離し、自社や他の通販への移行を決めた。
Kamiとの取り分けの契約が続くかどうかと、カメラそのものの売れ行きに依存する。売上に占めるKamiの比率は2024年の27%から2025年に48%へ上がり、売掛金では8割近くを占めるまでになった。
この会社をどう読むか
AMC Roboticsという社名だけを見ると倉庫や工場で動くロボットの会社に見えるが、実際に売上を運んでいるのは防犯カメラだ。
YIブランドの家庭用・小型店舗向けカメラを米国・カナダ・欧州で売り、そこにクラウド録画を手がける関連会社Kamiとの分け前が乗る。2025年12月期はこの分け前だけで売上の約48%を占め、前年の27%から比重が上がった。ロボットやAI眼鏡といった社名にふさわしい製品は、まだ開発の初期段階にある。
バランスシート (要約)
資産 $11M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(93%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$4M
- 固定資産$116K
- 流動負債$687K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6M
- 売上成長率
- −41.4%
- 粗利率
- 47.7%
- 営業利益率
- −8.4%
- 純利益率
- −414.9%
- ROE
- −238.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −92.9%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
AMCI の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…